ハロウィングッズはワクワク感いっぱい!ノベルティにもぴったり

日本でも年々認知度が上がっているハロウィン。「ハロウィングッズをノベルティに作成したい」と考えている販促担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、季節にあったノベルティを企画作成する際の注意点やメリット・デメリット、ハロウィングッズをノベルティとしてどのような方に差し上げると効果的かなどをご紹介します。

ノベルティは、それだけで売り上げがアップするものではありませんが、長い目で見て売り上げを伸ばす効果が期待できます。会社やお店に興味を持ってもらいたいときや好感度アップを目指すときにぴったりの販促手法です。

今回は、「秋」「ハロウィン」を中心テーマに、季節に合わせたノベルティ制作の注意点やおすすめアイテムなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

季節ノベルティの販促上のメリット

ノベルティ

ノベルティを使った販促活動の手法が広まり、多くの企業や店がノベルティグッズを利用したキャンペーンを開催しています。そのため、制作するなら他社より魅力的でPR効果の高いノベルティを検討することが重要です。

有名ブランドなら、ブランドそのものの魅力でノベルティの差別化戦略が可能ですが、一般の企業やお店はそういうわけにはいきません。クオリティを思いっきり上げてデザインで勝負するなど、特別感のあるノベルティ戦略を練らないと差別化は難しいでしょう。

しかし、予算を上乗せするわけにはいかないという場合、季節限定商品、つまりその時期にぴったりのグッズをプレゼントすれば注目度が上がるだけではなく、「欲しい」という気持ちも強くなります。季節に合わせたノベルティのメリットを紹介します。

季節限定の特別感がある

季節に合わせたノベルティの最大のメリットは、特別感があることでしょう。「この時期だからこそ、お客様のためにご用意しました」というメッセージが届きます。受け取る側も「この時期だから受け取りにすぐに行かなくては」という気持ちになり、来客数が増加することでしょう。

いつでももらえる、いつでも使えるものなら、いつでもいいという気持ちになり、結局行きそびれる可能性がありますが、季節限定にすると「季節が終わるともらえない」という気持ちがあるため、意識して受け取りに行きたくなります。

ワクワクを一緒に感じられる

クリスマスやお正月、バレンタイン、ハロウィンなどはデパートもたくさんの人で賑わいます。このような年中行事はそれだけでもワクワクし、思わずグッズを買ってしまうことが多くなります。

そのようなとき、無料で関連グッズがもらえるとなるとワクワクを共有できることから、企業やお店にシンパシーを感じるきっかけづくりになるでしょう。

企業の気遣いが伝わる

季節にあったものを渡すのは、企業のお客様への気遣いを伝える良い機会です。季節外れのものは、すぐに使えない分使用頻度が低くなります。

消費者の立場からすると、ノベルティグッズを通して企業の気遣いを伝えられると、その企業の商品を使ってみようという気になります。

このように、季節にあったノベルティグッズには、すぐに使用できる分、PR効果が高まり、企業の気遣いが伝わるというメリットがあります。

すぐに使用できる

季節に合ったノベルティグッズを渡せば、受け取った人にすぐに使用してもらえます。季節はずれのものをもらっても、すぐに使用せずに仕舞ってしまうか捨てられてしまうでしょう。

ノベルティグッズの本来の目的は宣伝と認知度を高めること。季節にあったものはすぐに使えるので企業の宣伝効果が高まります。

また、ノベルティグッズに企業の名前を印字する理由は、もらった人が使用すればするほど企業名が目に入り、記憶に残りやすくなるからです。

また、もらった本人が使うだけでなく、その周りにいる人にも目に入れば、ノベルティ自体が看板としての効果も発揮します。

コストを抑えながらも喜ばれる

季節限定ノベルティなら、基本的にあまり耐久性を必要とされません。クオリティよりデザイン重視です。

前述したように特別感があるだけで受け取った方の満足度が上がるため、比較的安いコストで制作できるメリットがあります。

季節ノベルティのデメリットは?

ノベルティ

季節限定のノベルティは、特別感があり喜ばれる可能性が高いなど、メリットが多くあります。しかし、もちろんメリットだけではありません。デメリットを知っておくことも大切です。

時期が過ぎて余る可能性

季節限定のノベルティは、季節外れには配ることができません。例えば夏に作ったうちわは、秋にはお渡ししても喜ばれないでしょう。まだ季節限定なら3ヶ月ですが、クリスマスなら11月ごろから配り始めても約1ヶ月半しかありません。

来店した方に期間限定でノベルティを配っていることを知られないまま、ノベルティのプレゼント期間が終わってしまう可能性もあります。終わってから「知っていたら行ったのに」と思う方が少なからずいるかもしれません。

そのような方にもちゃんとお知らせし、用意したノベルティの効果を最大限発揮できるよう、SNSなどのお知らせシステムを活用しておくことが必要です。

企業のイメージに合わない場合も

喜んで受け取ってもらえたとしても、企業イメージに合わない場合もあります。

たとえば堅実なイメージを与えたい企業がハロウィングッズをノベルティにするのは不釣り合いで、目的が果たせません。常に企業イメージとどのような顧客が欲しいかということを考えて、ノベルティやキャンペーンをデザインしていきましょう。

ハロウィングッズを喜んでくれるターゲット

ハロウウィン ノベルティ

基本的には、ノベルティで喜ばれるグッズは実用的なものです。タオルやキッチン用品などが主に選ばれます。

しかし、クリスマスやハロウィンなど、楽しいイベントに関連するグッズはまた別です。自分では買わないかもしれないものでも、もらうとなんとなく嬉しく感じるでしょう。

英語の教科書にも出てくるハロウィンは、すっかり日本中でお祝いする定番イベントになりました。すでに日本に定着したと言えるハロウィンの習慣をマーケティングに活用しない手はありません。

ハロウィンを楽しみにしている若い世代

子ども達だけではなく、大学生や若いカップルがデートにも使う遊園地やキャラクターショップでは、ハロウィンの時期になると「どのグッズがかわいいか」という情報が飛び交います。特に人気グッズはハロウィンを待たずに売り切れてしまうほどの人気です。

若い方達はハロウィンの時期に毎年、グッズを手作りしたり、パーティーをしたりと楽しんでいます。当然、「ハロウィングッズをもらえるなら」と、店舗にわざわざ出かけて行く可能性は高いでしょう。

親子でハロウィンを楽しみたい子育て世代

ハロウィンの思い出をたくさん持っている親御さんは、やはりお子さんと一緒にハロウィンを楽しみたいと思っています。しかし、教育費や住宅や車のローンなど他の出費が多く、できればもっと違うものを購入したいというのが本音です。

そのため、ハロウィングッズをもらえるとなればとても嬉しく感じるのではないでしょうか。

お孫さんがいる高齢の方

高齢の方はハロウィンを知っているのかと疑問を持っている方もいらっしゃるかもしれません。ハロウィンが日本に紹介されたのは1970年代と言われています。まずスヌーピーの漫画が日本語に翻訳され、『月間スヌーピー』という雑誌が発行されました。

その影響もあって少しずつハロウィンが知られるようになりましたが、特に原宿にある「キディランド」でハロウィングッズが売られていると有名になりました。

80年代には、新宿や原宿などのクラブを中心にハロウィンパーティーが催されましたが、パーティーに参加していた方々もすでに還暦。

というわけで、高齢の方も意外とワクワクして待っているハロウィンですが、特にお孫さんがいらっしゃると楽しさを共有したいという気持ちから、ハロウィングッズは喜ばれるノベルティになります。

ただし、やはりハロウィンを楽しみにしている中心世代は子ども達のようです。お子さん自身、またはお子さんやお孫さんのいる方達に喜んでいただけるノベルティです。

ノベルティ用ハロウィングッズの種類はいろいろ

ノベルティ

ハロウィングッズは100円ショップや量販店などでも販売されており、リーズナブルに済ませたいと思っている人が多い傾向です。

そのようなハロウィングッズはどのようなものが人気なのかをご紹介します。

インテリアにもなるハロウィングッズ

ハロウィンの季節になるとかぼちゃのランタンをかたどったグッズが人気です。

クリスマスほど派手な飾りつけはしませんが、部屋の一角にハロウィンの飾りをして楽しんでいるという方が多くいます。天井から吊り下げるタイプのグッズやツリータイプ、ランタンなどが人気です。

あえて買うほど興味のない方も、ノベルティで受け取るとテレビ台の上やテーブルなどに飾り、喜んでくださいます。訪問した方々が目にする機会もあり、宣伝効果は受け取ったご本人だけではなく、友人や隣人などに広がります。

少し変わったところでは、かぼちゃランタンをかたどった貯金箱。次のハロウィンまで貯金しようと決心でき、ハロウィンが終わっても飾ってもらえる可能性があります。

お菓子が入ったハロウィングッズ

アメリカではハロウィンといえば各家庭を訪問して、お菓子をもらう風習で、「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」という子ども達の声が聞こえてきます。そのくらいお菓子とハロウィンは切っても切れない関係です。

日本ではこの習慣は定着していませんが、お菓子屋さんに行くとかぼちゃの形をしたケーキなどいろいろなスイーツが並びます。

ノベルティとしてお菓子を配布するなら、袋や小さな缶にかぼちゃの形のクッキー類を入れて差し上げるのがおすすめです。捨てられないかわいい容器に社名・店名を入れておくと、保存して長期間目にする可能性が高くなり、宣伝効果が持続します。

文房具のハロウィングッズ

文房具は、ノベルティの中でもかなり定番です。学生やお子さんをお持ちの方、ビジネスマンなどさまざまな方に喜ばれます。文房具は実用品ですから、ハロウィンが終わってからも利用されることがメリットです。

かぼちゃランタンや魔女、黒猫などのかわいいイラスト入り鉛筆やボールペン、かぼちゃをかたどった消しゴムなど、低めの予算で喜んでいただけるもの制作できます。

仮装に使えるグッズやおもちゃ

ハロウィングッズで魔女の衣装やホラー系のお面などがよく販売されます。ノベルティグッズとしてあまり配られることがないため、注目される可能性はありますが、予算的にはかなり高価なものが多いのでVIP客向けなど、ターゲットやシーンは限定されそうです。

秋のノベルティグッズは他にも活用場面が

ノベルティ

ハロウィン以外にも秋にノベルティグッズを渡すタイミングはあります。そこで秋のノベルティグッズを渡せるタイミングとして代表的なものをご紹介します。

会社説明会で採用ツールとして活用

会社説明会では、これから就職を控えている学生が大勢参加します。

会社説明会は、会社概要や業務内容、会社の雰囲気などを外部に向けて詳しく紹介する機会です。そのため、会社の雰囲気や内容にあったノベルティグッズを配るのが良いでしょう。

会社の説明会でノベルティグッズを渡すことで、学生に好印象を与えられます。良い印象を与えることで、就職先としても意識できるのでおすすめです。

企業の展示会

2つ目は企業の展示会です。新商品の発表の場である大規模な展示会は、商品の説明や商品を多くの人に認知してもらう絶好の機会です。また、展示会では取引先の方なども多く来るので、ノベルティグッズを渡すと良い印象が与えられます。

展示会では、取引先だけでなく新しい顧客の獲得にもつながるでしょう。新しい顧客を得たい場合も、ノベルティグッズがきっかけとなって相手の印象に残り、PR効果が得られるのでおすすめです。

ノベルティ制作で押さえておくべき注意点

ハロウィン ノベルティ

一般的なノベルティグッズ制作に共通する注意ポイントをご紹介します。

実用性がない、または実用性が持続しない

喜ばれるノベルティの基本は「実用性」です。ハイブランドのノベルティなど持っているだけで自慢できる場合は別にして、実用性がないノベルティは受け取っても嬉しくないと思う人が結構いらっしゃいます。

逆に実用的なグッズ、例えばタオルなどは継続的に利用され、宣伝効果が持続します。しかし、季節に合わせたノベルティ、特にクリスマスやハロウィンなどの行事に合わせたグッズは、イベントが終わると捨てられてしまう可能性が大きいものです。

ただし、季節限定ノベルティは集客には有効ですから、自社の目指す方向性やノベルティ制作の目的を考え、合っているかどうか検証する必要があります。

ノベルティの社名・ロゴが悪目立ちする

ノベルティのもらい手となるターゲットにとって、そのアイテムが使いやすいかどうかを最優先で考える必要があります。ターゲットに使いにくいものを渡してもすぐに捨てられてしまうため、ノベルティグッズの効果を発揮できません。

特に重要な要素がデザインです。社名をアピールしたいばかりにノベルティに大きく名入れをしてしまうと、いかにも「宣伝用」という感じがして受け取った人にすぐ捨てられてしまうかもしれません。。

ノベルティに印字された企業名やロゴはPRに役立ちますが、やりすぎは禁物です。

配布シーンやターゲットに合わせた梱包

ノベルティグッズを渡すときには、配布場所の状況に合った包装にしましょう。例えば、イベントなどで大勢に配るノベルティなら簡易な包装でも構いません。

しかし、VIP顧客など仕事上お世話になっている相手に渡す場合は豪華な包装で高級感を演出するのがおすすめです。包装の種類を変えるだけでも相手に与えるイメージが変わり、企業側の気づかいが伝わるでしょう。

まとめ

ハロウィン ノベルティ

ハロウィングッズや秋のイベント向けのノベルティについてご紹介しました。

季節限定のノベルティは、注目を浴びる確率が高く、受け取った人に喜んでいただける可能性も高くなりますから上手に活用しましょう。

特にお子さんやお孫さんのいる方や、若い世代に喜ばれますから、雑貨や子ども服を扱っているお店などの販促PRとして効果的です。

ただし、ノベルティを配り終える前にハロウィンが終わってしまうと在庫を抱えてしまうため、制作するならきちんとした見込みと計画に基づき、期間内に迅速に配りましょう。

ノベルティを上手に使って企業やお店のイメージアップを図ってください。