クリスマスは1年の中で最も大きなイベントの一つですね。クリスマスイベントを盛り上げるのに一役買うのが、オリジナルのノベルティグッズ。印象に残るクリスマスグッズをノベルティに使えば集客効果や販促効果が期待できるでしょう。
今回は、ファミリーイベントや抽選会など、クリスマス関連のさまざまなシーンで使えるノベルティについて紹介します。
クリスマスイベントのノベルティを企画するコツ
クリスマスはお店や会社のPRをするため、ノベルティを配布するのに絶好の機会です。ただし、ノベルティならなんでもいいというわけではありません。目的を達成するため、効果的なノベルティを選ぶ必要があります。
ここでは、クリスマスイベントのノベルティを選ぶコツについて紹介します。
実用性のあるものを選ぼう
ノベルティを選ぶ際に重要なのは実用性です。ノベルティを用意しても、そのままゴミ箱行きになってしまっては意味がありません。
ノベルティを配布する目的はお店や会社の認知度アップや販促にあるため、ターゲット層が気に入って使ってくれるものを選びましょう。
社名を入れる場合は小さめに!
「認知度の向上を!」と考えるあまり、社名を目立つように入れてしまうのはNGです。社名があまりにも大きく書かれたものは使いにくいという欠点があります。
社名を入れる場合は小さめに入れるか、センスの良いデザインにするなどの工夫が必要でしょう。
ターゲット層に合わせたものを選ぼう
ターゲット層が男性にも関わらず、コスメグッズを配布しても意味がありません。ネガティブな印象を植え付けてしまう可能性もあります。
クリスマスイベント用のノベルティを選定するときは、可能な限りターゲット層の性別や年齢を絞り込んで、ニーズに合ったものを選びましょう。
おしゃれなクリスマスノベルティを選ぶポイント
アパレル関係やサロンなど、特にノベルティのセンスが問われるお店や会社もあります。特にクリスマスはセンスを発揮してPRするチャンスでもあるでしょう。
おしゃれなノベルティを選ぶコツについて紹介します。
ノベルティ選びはSNS販促を連動して
最近はSNSの普及で、LINEやInstagramなどの公式アカウントを持っているアパレルやショップも増えてきました。「アプリをダウンロードすれば500円のギフト券プレゼント」のようなプロモーションを見かけたこともあるのではないでしょうか。
登録して会員になるとお得なキャンペーン情報が流れてくるなど、連動して販促する仕組みになっています。たとえば、Twitterでノベルティキャンペーンを告知して、利用者につぶやいてもらえば「口コミ」による情報伝達力はぐんとアップします。
こうした心理をたくみに利用して「○○円以上購入で、クリスマス限定ギフトがもらえる」とアピールすれば、販促効果があがりそうですね。
インスタ映えするクリスマスノベルティを選ぶ
魅力的なクリスマスノベルティをもらうと誰かに自慢したくなるもの。写真を撮ってInstagramにアップしてもらえるかもしれません。
そんなターゲット向けにおすすめなのが、「オリジナルスマホケース」や「オリジナル缶入りボディクリーム」などです。インスタ映えのするデザインにしてみましょう。
クリスマスの期間限定という特別感があり、積極的にアップされるに違いありません。情報はリアルタイムで不特定多数の見込客に届けられるでしょう。
プレミアムなノベルティで女性心理を掴む
最新のトレンド情報はSNSからどんどん広がっていきます。口コミより情報量が多い上にリアルタイムで届けられるので、SNSの仕組みを販促プロモーションに利用しない手はありません。
コツは、ありきたりの商品ではなく、友達にちょっと自慢したくなるようなノベルティグッズを選ぶこと。クリスマス限定のプレミアムグッズなら魅力的でしょう。
SNSに「〇〇のお店でもらった」「キャンペーンでもらった」とつい自慢したくなる女性心理に働きかけてみましょう。イベントやキャンペーン情報までコメントやハッシュタグ付きで拡散されることもあるでしょう。
イベントのテーマ別!おすすめノベルティ
クリスマスのイベントといっても、テーマや雰囲気はさまざまです。
常連客やお得意様などを対象にしたイベントやくじ引きと、子どもを対象にした小さなイベントでは、ノベルティにふさわしい品も違ってくるでしょう。それぞれのケースごとにおすすめのノベルティをご紹介しましょう。
プレミアムなイベント
常連客などを対象にしたプレミアムなイベントで記念品として渡すなら、高級感を感じさせるノベルティを贈りましょう。
女性向けならおしゃれなブランケットやネックウォーマーなどが喜ばれます。男性なら高級レザーを使ったキーホルダーやカードケースなど、質の良いステーショナリー類もおすすめです。
万人向けなら、ルームシューズやソックスなど、冬用の暖かいグッズが喜ばれるでしょう。
(ただし、ノベルティの選定にあたって景品表示法に定められた上限金額を守る必要あり)
ファミリー向け抽選会
子供やファミリー向けのクリスマスイベントで欠かせないのが、くじ引きや抽選です。イベントを盛り上げる余興として、景品の選定にも力を入れたいところです。
くじで当たった人に贈るギフトは、自社製品やお店で扱うおすすめ商品などにすると販促PRにもつながります。
また、子供向けならお菓子や小さなマスコットのつかみ取りコーナーを設置すると、家族みんなの楽しい思い出になりそうです。
来店した人全員へ贈るノベルティは低コストで
来店した人に漏れなく贈る「ばらまき用ノベルティ」だとあまり予算はかけられないものの、クリスマス気分は味わってほしいですよね。
そんな時は低予算で用意できるクリスマス柄のボールペンやBOXティッシュが実用的で喜ばれます。ミニツリーやリースなどの飾り物なら、家に持ち帰ってちょっとしたクリスマスの演出に使ってもらえるでしょう。
クリスマスノベルティは夏頃には業者に発注を
クリスマスのノベルティは、早めに準備することが大切です。また、ノベルティをイベント会場で配布する際は、ショップ内を演出する装飾も重要な要素です。
ここでは、クリスマスに向けたノベルティの準備や装飾用ツールについてご紹介します。
クリスマス用ノベルティは8月頃までの発注が目安
クリスマスのノベルティは多くのお店や企業が発注します。クリスマスの時期は年末の注文とも重なるため、どのノベルティ制作会社にも注文が殺到します。
発注の目安としては、8月までに済ませておくのが理想的です。特に大量に注文したい場合はこの時期を厳守しましょう。秋以降になると商品の在庫が少なくなり、自分たちのイメージに合うグッズが品切れになってしまうかもしれません。
クリスマスイベントのノベルティを企画するなら早めにどんなアイテムにするかを考え、数量も早めに決めて発注することを心に留めておきましょう。
小ロットでも購入できるノベルティはある?
ノベルティを制作する際、注文する数量が多いほど1個の単価が安くなるので、できるだけ多く発注した方がお得です。
また、一般的なノベルティの注文は500個、1000個などの数量を最小ロットとしていることが多いため、それ以上の数量でなければ注文を受け付けてもらえない制作会社も多いでしょう。
しかし、小規模なイベントを予定している場合、「それほど多くのノベルティは必要ない」ということもあるでしょう。また、名入れしたノベルティを作りたくても、数量や予算を考えると難しい場合もあるかもしれません。
しかし、中には30個以下でも注文できるノベルティ制作会社も存在します。また、名入れ加工は小ロット対応できない場合もありますが、次善の策としては「社名入りのパッケージをつける」「オリジナルメッセージを添える」などの手段もあります。
やってみたいと思うアイデアは諦めず、制作業者を検討してみましょう。
クリスマスの購買意欲を刺激する販促戦略
クーポンやキャンペーンで集客しよう
ノベルティはただ感謝のしるしとして配るだけでなく、販促のために効果的に利用しましょう。
たとえば「お買い上げ金額◯◯円以上でプレゼント」など、購入時に特典を付けたキャンペーンを打って消費者の購買意欲をかきたてるのも一つの方法です。客足が少ない曜日や時間帯に限定のクーポンを配布することで、集客を促すきっかけになるでしょう。
クリスマスムードをいち早く盛り上げ、魅力的なキャンペーンを告知して集客に繋げたいもの。ぜひ、クリスマスのノベルティを効果的に使いましょう。
クリスマス装飾の演出で購買意欲を刺激
クリスマスに集客し、販売促進する方法はノベルティだけに限りません。たとえばクリスマスの雰囲気を演出する店舗装飾も重要な役割を果たします。
クリスマス気分を高めるため、店頭や店内の装飾を始めるのは11月のなるべく早い段階にしましょう。クリスマスツリー・リース・電飾イルミネーション・雪や星のモチーフライトなどを使ってクリスマスムードを高めます。
ツリーが置けない狭いスペースなら、クリスマスらしい風景を描いた絵やタペストリーを飾るという方法もおすすめです。
具体的なクリスマス向け装飾のアイデアをいくつかご紹介しましょう。
クリスマスツリー
クリスマスの演出に欠かせないのが、クリスマスツリーです。イベント会場やショップに飾れば、一気にクリスマスらしさが出てきます。
1メートル前後のクリスマスツリーが人気を集めていますが、スペースをあまり取れない場合は、1メートル以下のミニサイズのクリスマスツリーを飾るのも良いでしょう。
日が落ちてからがクリスマスイベントのメインの場合は、光るタイプのクリスマスツリーもよいでしょう。
クリスマスタペストリー
「クリスマスツリーを置く場所がない」「スペースを取らずにクリスマスらしさを演出する方法にしたい」という場合には、クリスマスタペストリーを飾る方法もあります。
クリスマスイベントを行う会場の入り口や会場内の壁に飾れば、あっという間にクリスマスの雰囲気になります。飾りつけや片づけに、あまり手間がかかりません。
エアブロー・エアバルーン
エアーで膨らむタイプの装飾もおすすめです。子ども連れをメインターゲットとしているクリスマスイベントなどで、遠くからでも子どもたちの興味を引き付けられます。
他のクリスマス用装飾と比較すると導入コストは高めですが、クリスマスイベントを鮮やかに演出できる点が魅力です。
プリーツハンガー・センター
「会場内や店内をクリスマス一色にしたい」と考えるなら、天井から吊り下げるタイプのクリスマスプリーツハンガーやセンターがぴったりです。会場内及びショップ内を華やかに演出してくれます。
プリーツハンガーは光を反射してキラキラと輝くクリスマスの飾りがついているため、雰囲気作りには一役買ってくれます。
クリスマスフォトスポット・フォトブース
子ども連れの家族やカップルが訪れるクリスマスイベントを行うのであれば、クリスマスフォトスポット・フォトブースもおすすめ。クリスマスの演出効果はもちろんのこと、写真撮影スポットとしても機能します。
ネットやSNSでの拡散も期待できるため、イベントに来場していない人へのアプローチになる可能性もあります。スペースに余裕があればぜひ導入してみてはいかがでしょうか。
クリスマスイベントにぴったりなノベルティとは
クリスマスイベントに配布するノベルティといえば、クリスマス柄のお皿やマグカップなどが定番アイテムですが、文具やタオルハンカチなどの日用雑貨も実用的です。
ただし、年齢や性別、ライフスタイルによって受け取る側の好みも異なるため、ターゲットに合わせたノベルティ選びが大切です。
ここでは、イベントの来場者別におすすめのノベルティについて紹介しましょう。
女性に人気のノベルティを探す
女性がもらって喜ぶノベルティは、「実用的、可愛い、おしゃれ、美味しい」のいずれかをキーワードにして選ぶと失敗がありません。
女性向けの定番グッズとしては、コンパクトミラー、バッグ、ポーチ、メイク道具、癒しグッズなどが挙げられます。
実用的な観点からすると、クリスマスの絵柄が本体に入ったものよりも、パッケージをクリスマス仕様にしたほうが通年使ってもらえるでしょう。
その他、マカロンやプレミアムチョコレートなど、少し高級感のあるスイーツもおすすめです。
主婦受けしやすいのはキッチン用品
主婦層に向けてノベルティを配布する場合は、キッチン用品が喜ばれます。「いくつあっても困らないものを選ぶとよいでしょう。
キッチン用品といえばラップなどが手ごろですが、サンタの形をした鍋つかみなどはインパクトがあり、長く使ってもらえます。
持ち運びのしやすさを考えるとキッチンスポンジもおすすめです。クリスマスらしいデザインのものを選べば、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
子供に人気のノベルティを探す
子どもをターゲットとしてクリスマスイベントを行う場合は、子どもが喜ぶような可愛らしいデザインの雑貨、文房具などを選びましょう。
小さなお子様が喜ぶノベルティの定番といえば、お菓子の入ったサンタブーツです。既製品のお菓子をイベントの景品にしても良いですが、よりクリスマスムードを盛り上げるならサンタブーツに入ったお菓子の詰め合わせが場を盛り上げるでしょう。ブーツに名入れすれば販促ノベルティとしてPR効果が期待できます。
高学年以上の子供たちには、ポーチや文具類がおすすめです。ハンカチやティッシュなどが入るサイズのクリスマスポーチや、鉛筆や消しゴム、マスキングテープといった文房具類なら、喜んで受け取ってくれるでしょう。
その他、お菓子の入ったBOXやバッグ、クリスマス鉛筆やペンなどの文具、おもちゃなども人気があります。
万人受けするノベルティなら
「幅広い年齢層がイベントに来場してターゲットを絞れない」という場合は、誰もが喜ぶノベルティを考えましょう。お菓子や実用的なものからノベルティ候補を選ぶのがおすすめです。
クリスマスらしいお菓子の詰め合わせ
お菓子の詰め合わせなら、誰もが喜んで受け取ってくれます。自分が食べなくても、家族のために持ち帰ってくれるでしょう。クリスマスらしいパッケージに入れて配布すれば、あっという間になくなってしまうに違いありません。
生活雑貨などの消耗品
ターゲット層を絞れないケースでは、生活雑貨などの消耗品をノベルティにすれば間違いありません。
コストを抑えたいなら、サンタやツリーなどの絵柄があしらわれたティッシュやタオル、メモ帳などがいいでしょう。クリスマスカラーのハンカチやマイクロファイバークロスも実用的で喜ばれます。
なるべくチープな印象は避けたい場合は、マグカップもおすすめです。単価が比較的安いながらもチープに見えず、実用性も兼ね備えています。クリスマスらしいデザインにさりげなく名入れをして、ターゲット層への認知効果を狙いましょう。
クリスマスの絵柄が入ったトイレットペーパーをノベルティにするのもインパクトがあります。たくさんあっても困らない日用品なのに、プレゼントらしい特別感もあるので、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
まとめ
クリスマスイベント用のノベルティや販促ツールは、イベントを盛り上げるために欠かせません。
クリスマス商戦に勝ち抜くには、早めの準備が大切です。ターゲット層を考慮してニーズに合ったものを選び、イベントを盛り上げましょう。
ノベルティを作る際は、デザインや名入れなど何でも相談できる制作会社を探す事も大切です。効果的なクリスマスノベルティを使って、印象に残る年内最後のイベントを演出してください。