喜ばれる年末ノベルティのアイデア!挨拶回りで差を付けよう

感謝の気持ちと一年のご挨拶のため、年末の挨拶回りが欠かせない企業も多いのではないでしょうか。その際、何も持たず手ぶらで行くわけにはいかず「何を持って行こうか」と悩むのも恒例です。

挨拶回りに持っていくノベルティと言えばカレンダーが定番ですが、「他社とは違うものにして差別化したい」と考えている会社も多いでしょう。

この記事では名入れカレンダー印刷をはじめ、年末の挨拶回りにおすすめノベルティ作成についてご紹介します。

年末のノベルティを選ぶポイント年末 ノベルティ

年末は取引先への挨拶回りや営業などに向け、ノベルティを作る会社も多いでしょう。ここでは年末のノベルティを作る工夫について紹介します。

名入れをして販促効果を

年末のノベルティは会社のPR効果を高めるため、名入れができるものを選びましょう。カレンダーであれば会社名を入れたオリジナルのものを作成するのが通常ですが、それ以外の商品でも名入れすることで、その商品を手に取るたび、会社名を目にします。PR効果がずっと続き、記憶にとどめてもらえるでしょう。

実用的なものを選ぶ

年末に限らず、ノベルティは使いやすい実用性があるものを基本に選定しましょう。使ってもらえなければ、販促効果も発揮できません。

挨拶回りの場合なら、取引先の業務で使える文具類や、ハンドタオルなど、業務以外でも使えるものや自宅に持ち帰って使えるキッチン用品なども喜ばるでしょう。

印象が強いものを選ぶ

取引先への挨拶や営業でノベルティを贈るのは、関係性を強化する、もしくは新たな関係を作ることが目的です。そのためには、ノベルティもインパクトがあり、印象が強いものを選ぶのがおすすめです。

同じ時期に多くの会社が挨拶回りを行います。ほとんどの会社が持参するのはカレンダーやタオルなどでしょう同じものを選んでも印象は薄く、「また同じもの」と思われてしまう可能性もあります。

どうしてもカレンダーやタオルにするなら、少し目先を変えましょう。たとえばカレンダーならスマホが立てられる卓上カレンダーなど、アイデアを凝らしたものを、タオルならマイクロファイバークロスなどデスク上で掃除ができるものなど、一工夫することで印象に残りやすくなります。

年末に喜ばれるユニークなノベルティ

ノベルティ

年末に配布するノベルティなら、季節性と実用性を兼ねたものにすれば喜んでもらえるに違いありません。いくつかおすすめを紹介しましょう。

カイロや入浴剤

カイロや入浴剤は挨拶回りのノベルティとしては珍しいので印象に残るアイテムです。特にカイロは営業職など外勤の社員が多い会社で歓迎されるでしょう。

加湿器

乾燥する冬のオフィスには、乾燥機が必需品です。各デスクにおけるほどコンパクトな加湿器や、電気を使わない紙のエコ加湿器など、現在では種類も豊富に出回っています。

小さく安価なものなら、少人数の会社の社員分を持参することも可能です。気の利いた実用的なノベルティとして印象に残ること間違いなしです。

年末の挨拶回りでおすすめのノベルティ

年末 ノベルティ

年末の挨拶回りにはカレンダーが当たり前のように配布されており、どうしても印象は薄くなります。カレンダー以外のものを贈る、あるいはカレンダーと一緒に違うアイテムのものを選ぶと差別化しやすいでしょう。

ここでは、カレンダー以外でおすすめのノベルティを紹介します。

コストを抑えるならタオルや文具類

ノベルティ

タオルやティッシュ類、文具類は、コストが抑えられ実用的です。それぞれ見ていきましょう。

タオル

一般的な白地のタオルに会社名が入っているだけのノベルティではありきたりで、印象に残りません。「あまり考えていないノベルティ」と思われてしまいます。フェイスタオルやハンドタオルなど、他社があまり選ばないタイプで、色合いもきれいなデザインのタオルを選ぶとよいでしょう。

除菌ティッシュ

インフルエンザなど感染症が流行する冬場には、通常のティッシュよりも除菌ティッシュが喜ばれます。特に新型コロナウイルスが流行してからは必需品となり、ノベルティで受け取った人に喜んでもらえるでしょう。

マスク

コロナの流行により、必需品となったマスクも挨拶回りには喜ばれます。名入れをしたマスクケースとセットにすれば、気が利く会社という印象を持たれるでしょう。

付せんやメモ帳

付せんやメモ帳はオフィスで欠かせないアイテムです。いくつあってもうれしいものですが、レザーのボックス入りのメモ帳や、内側に付せんを挟んだマウスパッド、ポールペンとセットになっているものなど、一工夫してあるノベルティは印象に残ります。

年末ノベルティの定番:カレンダーに一工夫を

年末 ノベルティ

年末ノベルティの定番といえばカレンダーです。ただし、他社からも多くのカレンダーが配布されるため、どこにでもあるような当たり前なカレンダーでは飾ってもらえない可能性があります。

年末の挨拶回りにカレンダーは外せない場合は、できるだけオリジナリティのあるカレンダーを作りましょう。

ノベルティカレンダーの大まかな分類

ノベルティで作るカレンダーは種類が豊富です。大きく分けると、写真やイラストがメインの「飾るカレンダー」、予定が書き込みやすい「使えるカレンダー」に分けられます。

自社製品でPRしたいものがある会社やデザインなどの業務を手がける会社は、写真やデザインをメインにしたオリジナル飾るカレンダーを作るのもよいでしょう。

使いやすさをとことん追求したカレンダーを

写真やイラストがオリジナルで、自社のアピールになるのであれば「飾るカレンダー」も喜んでもらえるでしょう。しかし、一般的にあるような風景や動物などの写真やイラストでは、他社のカレンダーと競合して使われない可能性が高くなります。

現代では、どのような仕事でも予定と進捗管理が欠かせません。オフィスでは日々のスケジュールを書き込めるシンプルなカレンダーが便利で実用的です。そのため、特にデザインにこだわる会社でなければ、「使えるカレンダー」を贈るのがよいでしょう。

社名が比較的小さめで使えるスペースができるだけ広く、全体的に洗練されたシンプルなデザインのカレンダーが喜ばれます。

ユニークな卓上カレンダー事例

多くの会社が選ぶ壁掛けカレンダーなく、少し目先の変わった卓上カレンダーにするのもおすすめです。

先方が社員数の少ない会社なら、人数分用意すると気が利いた会社として印象が良くなるはずです。スケジュールが書きやすいものを選べば、デスク上で愛用してもらえるでしょう。

卓上カレンダーは他にもさまざまなタイプがあるため、ユニークなものを選べば差別化が図れます。いくつかおすすめを紹介しましょう。

1ページで5ヶ月分が確認できるカレンダー

当月のカレンダーのほか、上部に前月と後の3ヶ月のミニカレンダーが付き、合計5ヶ月分の日付が確認できるカレンダーです。長期的なスケジュールを一目でチェックでき、仕事に役立ちます。

インデックスや方眼がついたカレンダー

月ごとのインデックスがついて、他の月のカレンダーもすぐに参照しやすいカレンダーです。日付の部分は方眼になっていて細かい文字を書き込みやすいのもポイントです。

マルチ収納BOXカレンダー

収納BOXと一つになったカレンダーです。ペンやスマホ、文具類をすっきり収納できます。デスク周りを整理しながらカレンダーがチェックできるため、喜んで使ってもらえるでしょう。

お得意様にはプレミアムなノベルティを選ぶ

ノベルティ

日頃お世話になっている得意先には、お歳暮の意味も含めてプレミアムなノベルティを用意しましょう。ただし、どんなに高級なノベルティでも、実用性がなければ受け取る側にとっては他の粗品と同じです。普段でも利用できる商品を選んでください。

高級タオル

オーガニックなど高級な素材を使用したタオルに社名を刺繍したノベルティは、特別感があります。丁寧な刺繍を施したオリジナルのタオルは、会社のイメージを高めるでしょう。

サーモステンレスタンブラー

社員が少ない会社に印象的なノベルティを贈りたい場合は、サーモステンレスタンブラーが喜ばれます。保温と保冷、両方の機能があるタンブラーは1年中使用でき、オフィスでも外出中も使用できる便利なアイテムです。さりげなく社名を名入れすればいつも目にとまり、記憶にとどめてもらえるでしょう。

レポートパッドカバー

メモや名刺、書類を収納する多機能のカバーです。会議の書類を挟み、ペンホルダーもついているためすばやくメモを書き込めます。

A4サイズでカバンに入りやすく、デスクに着いてすぐに仕事に取りかかれる便利なアイテムです。100個以上など多めの注文なら低コストで作成でき、他のノベルティとの差別化が図れます。

本革捺印マット

社長や担当者向けに気の利いたノベルティを贈りたい場合は、本革捺印マットもおすすめです。本革特有の適度な弾力があるため、きれいに捺印できます。見た目にも高級感があり、プレミアムな贈り物になるでしょう。

エマージェンシーボトル

災害はいつ起こるとも限らず、防災グッズは会社でも必需品です。社員の数だけ置いてあれば、安心できます。防災に必要なアイテムがセットになったエマージェンシーボトルは、ありがたいノベルティといえるでしょう。

ウォーターボトルとして使えるボトルにライトやアルミブランケット、ホイッスルなどが入ったコンパクトな防災セットであれば低コストなので、予算内での用意も十分可能です。

話が盛り上がる変わり種ノベルティ

ノベルティ

挨拶回り用に適したノベルティには、話を盛り上げるために変わり種ノベルティもおすすめです。次のようなものがあるので、検討してみるとよいでしょう。

キーホルダー型ポータブルごみ袋

フック付きのケースにごみ袋が15枚ロール状に収納されたアイテムです。使いたいときに1枚ずつ取り出せます。ごみ袋は年末の大掃除の時期にちょうどいいアイテムです。

他ではあまり見かけないユニークな商品で、もらった人は思わずどんな商品なのか聞いてくるに違いありません。

ゴールドボックスブランケット

金の延べ棒型のボックスに入ったブランケットです。見た目のインパクトが大きく、相手との会話も弾むでしょう。インパクトだけでなく、中身のブランケットも実用的です。寒い時期のデスクワークにちょうどよく、気の利いた挨拶回りとして差別化もできます。

フローリング用ロボットクリーナー

直径18センチの小型お掃除ロボットです。壁や障害物に当たると自動で方向転換するなど、本格的。オフィスのちょっとした汚れを掃除できます。年末の汚れを落とすノベルティとして、喜ばれるでしょう。

重くなく、箱には持ち手があるので持ち運ぶのに問題はありません。

ロボットクリーナーのノベルティは意外性があり、初めて訪れる会社などに持参すれば、関係性を作るきっかけになるでしょう。

お正月向けノベルティもおすすめ

お正月向けのノベルティもすぐに使えるためありがたいアイテムです。祝鶴デザインの不織布のし袋セットや干支をあしらった飾り石鹸、年賀状ファイルなども気の利いたノベルティになるでしょう。

他社のノベルティグッズも参考にしよう

ノベルティ

相手先に喜ばれるノベルティを作りたいなら、自社がもらうとしたらどんなノベルティがうれしいかをじっくり考えてみるところからスタートしましょう。

また、昨年までに挨拶回りに来た会社のノベルティを参考にしながら、それらとは違ったオリジナリティのあるノベルティを作るのも一つの方法です。

取引先の会社について社員構成や人数なども調べ、どのようなものが喜ばれるかを考えることで、痒い所に手が届く気配りをアピールできるでしょう。

年末ノベルティの制作発注期限は8月

年末 ノベルティ

年末ノベルティで注意しなくてはいけないのが、注文期限がかなり早いということです。

大口の注文であればデザインや数量も含め最終発注期限はおおむね8月下旬、11月中旬にもなれば手に入れることさえ難しくなってきます。

大口でなくてもできれば9月まで、遅くとも11月上旬には注文完了しなければ手配できない可能性があるでしょう。

11月中旬にはノベルティ業界が注文のピークを迎えるので、アイテムの在庫も減少します。自社のイメージや目的に合ったノベルティの在庫がなくなって、残りものを手配するしかなくなると、高いPR効果が狙いにくくなってしまいます。

ノベルティで確実に自社のPR効果を高めたい場合は、春ごろから検討を始め、8月までには発注するのが理想的です。

年末のノベルティを低コストで制作するには

年末 ノベルティ

ノベルティを作る場合、どの会社でも予算があるでしょう。できるだけ効果のあるノベルティを予算の簡易で作ることが必要になります。

ここでは、少しでもお得にノベルティを作るコツについて紹介しましょう。

割引キャンペーンをチェック

多くのノベルティ制作会社では、イベントの多くなる時期などに販売促進のため割引キャンペーンを実施します。このキャンペーン期間に合わせて注文すれば目的のノベルティが格安で作れるでしょう。キャンペーンでは人気商品から売れてしまうため、まめにチェックしてみることをおすすめします。

できるだけ大きなロットで注文する

少ない量で注文できるノベルティ制作会社もありますが、ほとんどの会社は100個以上などのまとまった数量で注文を受け付けています。さらに、注文数が多いほど単価は安くなるため、できるだけ多く注文した方がお得です。

ただし、カレンダーの場合は在庫が余ると使えなくなるため、配布する数量をしっかり確かめて注文する必要があります。

ノベルティを持参するときのマナーを確認

年末 ノベルティ

ノベルティで挨拶回りをする際は、取引先など相手方に失礼がないようにするのは当然です。ノベルティを渡すときのマナーを確認しておきましょう。

アポイントは必ず取る

アポイントをとって訪問するのはビジネスの基本的なマナーですが、特に年末は忙しい時期です。いきなり訪問しても対応してもらえない場合もあります。必ずアポイントをとって訪問しましょう。

アポイントは訪問希望日の2週間ほど前に連絡するのが理想的です。どうしても急に訪問しなければならない場合は、遅くとも前日までに連絡しましょう。日時についてはあくまで先方に合わせるのが原則です。

身だしなみに気をつける

身だしなみにも十分注意しましょう。着崩したスタイルや匂いの強い整髪料、香水などはNGです。靴が汚れていないかにも注意しましょう。

雨が降っている日はレインコートを着て衣服を汚さない工夫をする、靴下の替えを持参するなどの対応も必要です。

座る位置を確認する

応接室に通された際は上座と下座を確認します。出入り口から遠い方が上座、入り口に近いほうが下座のため、入り口に一番近い下座に座りましょう。

こちらは先方にとっては客ですが、あくまで挨拶(営業)に来ているため謙虚に対応します。先方から「奥へどうぞ」と進められた場合は、お言葉に甘えて上座に座りましょう。

ノベルティは、先方が座る前か座った直後に渡します。

話は手短に済ませる

年末は忙しい時期で、ゆっくり話をする時間はありません。ノベルティを渡したら軽い挨拶を交わす程度で済ませましょう。無理に仕事の話をして、悪い印象を持たれてはノベルティの効果もなくなります。仕事の話をしたくても、挨拶だけで済ませるのがマナーです。

話をするにしても20分程度にとどめましょう。手短に切り上げることで、仕事が忙しいことに配慮しているという好印象を与えることができます。

のしをつける場合

ノベルティにのしをつける場合は、紅白蝶結びを選び、粗品と書き入れます。下部には会社名・店名を記入するか、なくてもかまいません。記入は筆ペンかサインペンを使いましょう。

まとめ

年末 ノベルティ

年末の挨拶に使うノベルティのアイデアをご紹介してきました。

年末の粗品はカレンダーをはじめタオルや文具類などが定番ですが、贈り物は自社をアピールするチャンスですので、挨拶回りの機会を活用しない手はありません。

特に大事な取引先や、デザイン力・企画力をアピールしたい業種なら、特別に制作したノベルティで自社を印象付けましょう。アイデアを形にするためには経験豊富なノベルティ制作会社に相談してみることをおすすめします。

年末のノベルティを選ぶ場合は、早めの検討も必要です。8月までには発注を終えるようにしましょう。注文完了までは早め早めの進行が肝心です。

年に一度のご挨拶です。余裕をもってじっくり検討し、渡す相手に喜んでもらえるものを企画制作しましょう。