オリジナルカレンダーを効率よくオシャレに制作!デザインテンプレートの使い方と注意

オリジナルカレンダーを作成したい方におすすめしたいのは、デザインテンプレートの活用です。

例えば、社名やサービス名を名入れするだけで簡単に制作することができるカレンダーのデザインテンプレートや、データをダウンロードして印刷するだけの物まで様々です。ここでは、カレンダー作成時にテンプレートを活用するメリットや特徴、そしておすすめのデザインや仕様をご紹介します。

配布する記念品やノベルティにカレンダーをお考えの方は、自社のイメージに合うデザインを活用して、もらった方に喜んでいただけるオリジナルカレンダーを制作しましょう。

デザインテンプレートを活用するメリット

ノベルティ イラストレーター 

オリジナルカレンダーを制作する上で、ます課題となるのが、どんなデザインのカレンダーにするかです。自分で専用ソフトを使用して、一から制作するのか、またはあらかじめ用意されたデザインテンプレートを活用するのかなど、初めてデザインを制作する場合は考えるべきことが山積みでしょう。

そんな課題でお困りの方には、まずは一からデザインを制作するのではなく、デザインテンプレートを活用することをおすすめします。その理由をいくつかご紹介しましょう。

デザインを一から考えなくてもいい

デザインテンプレートを活用するメリットは、デザインを一から考える必要がない点です。多くのカレンダーの販売サイトや紹介サイトには、様々な種類のデザインテンプレートが掲載されています。

また、利用シーンや年代、季節などにカテゴリー分けされている場合も多く、制作したいイメージに合ったデザインテンプレートを見つけることができるでしょう。業者ごと特徴がありますので、ぜひ確認してみてください。

ダウンロードして印刷するだけでいい

また、サイトからPDFやエクセルデータをダウンロードして、印刷してすぐにカレンダーとして利用することができるデザインテンプレートがある点もメリットです。その際には、印刷する用紙を白だけではなく、その他のカラーの用紙を使うだけでも、とても見やすい、おしゃれな印象になります。

制作したいカレンダーのデザインが掲載されていれば、積極的に活用してみましょう。

デザイン専用ソフトが不要

デザインを制作する上で課題となるのが、どのアプリケーションで作るかです。こだわりのデザインで制作する場合、 IllustratorやPhotoshopなどの専用ソフトやアプリケーションを用意する必要があります。

また、一部に名入れするだけの場合でも、入稿用のテンプレートはIllustratorやPhotoshopの形式になっていることが多いでしょう。しかし、そのようなソフトやアプリケーションがなくても、デザインテンプレートを活用すればオリジナルカレンダーを制作することは十分可能です。

こちらも業者ごと特徴や違いがあるので、しっかり調査しましょう。

カレンダーのテンプレートには特徴がある

ノベルティ カレンダー

オリジナルカレンダーのデザインテンプレートには、利用シーンなどによってそれぞれに特徴があります。具体的には、「六曜入り」「月曜始まり」といった種類が代表的なものです。

企業やお店のノベルティ、学校や団体の記念品、アイドルやキャラクターの販売用グッズなどでオリジナルデザインのカレンダーを制作したいとお考えの場合は、それぞれのテンプレートの特徴や種類、またはその意味合いを知ることが大切。そして、もらった方に喜んでもらえるカレンダーを制作してみましょう。

ブライダル業界・住宅関連業界向け「六曜入り」

ブライダルや住宅関係で使うカレンダーであれば、六曜入りのデザインテンプレートをおすすめします。六曜とは「六曜星」が正式名称で、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順に毎日繰り返し、旧暦の月が変わる時に、その連続が一度終わります。

六曜は、「結婚式などのおめでたい日は大安がよい」「葬式は友引を避ける」など、主に冠婚葬祭と深く結びついています。さらに、家を建てる際の地鎮祭や上棟式、引越しや納品日を決める時も六曜を意識する場合が今でも多いようです。

そのため、六曜に関連する企業だけでなく、様々な業種においてこの六曜入りのカレンダーが好まれています。

オフィス・ビジネスマン向け「前後月表示」

月単位のカレンダーには、前後月の日付も表示されているものがあります。枠の中に今月の日付よりも数字を小さくしたり、薄い文字色にしたりして、表示されている場合が多いでしょう。

ビジネスシーンにおいてカレンダーを利用する際には、来月の予定を立てたり、先月の稼働日数を見直したりする場面があります。そんなビジネスシーンで使いやすいカレンダーを配りたい場合は、前後月が表示されているデザインを選ぶと多くの方に喜んでもらえるでしょう。

土日休みなら「月曜日始まり」

月曜日始まりのカレンダーは、会社員や学生などが便利に使えるように制作されています。例えば会社員や学生が一番よく使うカレンダーの代表は、手帳ではないでしょうか。

手帳は家や会社にあるカレンダーとは異なり、常にバッグに入れて持ち歩く場合がほとんどでしょう。手帳を商談や打ち合わせ、授業などのシーンで使用する場合、休日よりも平日に便利に使える体裁が好まれます。

一週間の始まりは月曜日で、金曜日まで勤務、通学して、土日は休みという感覚を再現しているのが月曜始まりのカレンダーです。こうしたサイクルで使うカレンダーは月曜日始まりのデザインが見やすくおすすめです。

好きな写真をテンプレートに入れるだけのカレンダーも

ノベルティ

写真をテンプレートに入れるだけのオリジナルカレンダーも人気です。思い出の写真を入れたり、好きな写真を入れたりして作成できる、便利なテンプレートのひとつといえるでしょう。このタイプの代表的な魅力について紹介します。

好きな写真が誰でも簡単に入れられる

写真の入ったオリジナルカレンダーの魅力の1つは、好きな写真を誰でも簡単に印刷できることです。例えば、社内で配ることを想定したカレンダーなら社員が写っている写真や、会社の思い出の写真などを入れることができるでしょう。

カレンダーは毎日目にするものだからこそ、楽しい思い出が飾ってあると気分も明るくなります。暮らしの中に調和するカレンダーは、デザインも飾る場所の雰囲気に合わせられるのでおすすめです。

ネットで注文が完結

写真を入れたオリジナルカレンダーの制作はネット注文で簡単に行えます。忙しい中でカレンダーの作成のためだけにわざわざ時間を取りにくい担当者様は多いでしょうから、このようなサービスを活用されるのがおすすめです。

ネットでの注文は制作業者のところに打ち合わせに出向く必要がなく、それでいて細かい仕様や仕上がりイメージを確認しながら検討できるので、理想通りのカレンダーが作成できます。

また、業者によって違いはありますが、ある程度の金額以上を注文すると送料がかからないなど、お得なサービスもたくさんあります。

カレンダーの発注する前に注意するべきこと

ノベルティ カレンダー

オリジナルカレンダー制作を依頼する場合、業者によってクオリティはもちろん、コストや納期などもそれぞれ異なります。そんなカレンダーを安く制作する方法の一つがネット印刷です。

ネットで注文できる業者の多くは、データのやりとりだけで簡単に注文できるようオペレーションを効率化しています。テンプレートやサンプルも充実しており、誰にでもカレンダーを制作することが可能です。

そんなネット印刷は、事前に仕上がりを確認できない点など、注意するべきことも多くあるといえます。「出来上がりがイメージと違った」「思ったより高くなった」などの失敗を避けるためにも、注意するべきポイントをいくつかご紹介しましょう。

注意点① 送料無料には条件がある

カレンダーの販売サイト上でよく見かける「送料無料」ですが、実際には、条件がいくつか設定されている場合が多いでしょう。

例えば、配送地域に限定があったり、合計が一定金額以上であったりなど、業者ごとに無料対象となる条件が異なります。

「送料無料」という部分だけではなく、発注するカレンダーの仕様や価格、または必要となる日数を意識しながら、自社に合った業者を選びましょう。

注意点② 校正代や版代が必要になる場合がある

カレンダーを発注する上でデザインの校正が必要となったり、特殊な印刷方法や大口のロットだったりする場合には、校正代や版代が必要になることがあります。

価格表では分かりにくい面もありますので、しっかりと事前調査しておきましょう。

注意点③ 希望の決済方法が存在するか

もう一つ重要なポイントは決済方法です。実際に発注するとなった際に希望の決済方法がなかったとなると、希望の方法に対応できる業者探しをまた一から始めなければなりません。

決済方法としては、代金引換、銀行振込、クレジットカードなどが代表的です。独自の後払い方法が用意されていることもあります。

また、一からのデザイン制作が必要な場合は、前入金となることが多く、注意が必要です。業者ごとの決済方法を確認して、効率的に発注できるようにしましょう。

最近では短納期対応が主流?

ノベルティ カレンダー

カレンダーを発注するうえで注文時期も気にしなければなりません。以前に比べ、ネット販売サイトでは「短納期」を売りにする業者が多くなりました。

では年末に配る場合、いつごろまでに発注を終えておく必要があるのか確認しておきましょう。

秋前ごろには注文しておくと安心

カレンダーの新作が発売されるのはだいたい夏ごろです。そこからデザインなどを選び、注文ができます。

名入れカレンダーを印刷する企業は、年末前にかけて集中してきます。9月から11月頃がピークとなり、注文が殺到するため、納品までに時間がかかってしまう場合も。

予算やデザインの選択肢を増やすためにも秋ごろには決定し注文しておくと安心です。

超短納期対応をしてくれる会社も

特急料金を支払うことで約2〜3営業日で対応してくれる会社もあるようです。主にはインターネットの販売サイトでサービス化している場合が多いでしょう。

しかし、注文時間に制限があったり、デザイン制作期間は含めなかったりなど、さまざまな条件が付く場合があります。不明な点がある場合は事前にお問い合わせすると良いでしょう。

おすすめの定番デザインカレンダー

ノベルティ カレンダー

カレンダーのデザインには、多くの種類があります。数あるデザインの中でも、やはりどんな場面でも使いやすいデザインのカレンダーは、もらって嬉しいノベルティの一つではないでしょうか。

もらった方の利用シーンがそれぞれ違うことを考えれば、定番デザインを知っておく必要があります。デスク周りや室内のインテリアに馴染むような定番デザインのカレンダーをいくつか紹介します。

一般的なら透明ケースカレンダー

一般的なカレンダーとしては、透明ケースカレンダーがあります。透明ケースに各月のカレンダーを差し込んで利用するタイプは、誰でも一度はもらった経験があるのではないでしょうか。

また、一般的なもののメリットとしてある、価格の安さ、納期の早さ、使い勝手の良さという点も購入しやすさの理由の一つ。会社やお店のノベルティとしてはもちろんのこと、アイドルやキャラクターグッズ、子どもやペットの写真を使ったプライベートカレンダーにもおすすめです。

実用性ならリング綴じカレンダー

表紙一枚と12ヶ月分のカレンダーをリングでしっかり綴じているリング綴じカレンダーは、手軽に前後月をめくって見返すことができるという便利な特徴があります。

前月の出来事を振り返ったり、翌月の予定を書き込んだりする際に活用しやすいでしょう。

また、サイズの割にはデスクの上で邪魔にならず、自分の机はもちろん、会議室やミーティングルーム、玄関など予定を確認する場面が多い場所で機能的なカレンダーとして重宝します。

グッズにもなるスタンドカレンダー

スタンドカレンダーの最大の特徴は「見た目のスッキリ感」です。他のカレンダーと並べてみるとその違いは一目瞭然でしょう。

透明ケースカレンダーやリング綴じカレンダーなどとは違い、カレンダーの上下左右にリングや透明ケースのフチがないので、写真立てのようなおしゃれな印象があります。また、中には使用後のカレンダーを半分にカットすることでポストカードとして再利用できるものもあります。

「使い終わった後も再利用できる」という付加価値から、他のカレンダーと差別化できるかもしれません。思い出の写真を使ったり、アイドルのグッズに活用したりするのにおすすめのカレンダーです。

年末年始のご挨拶なら壁掛けカレンダー

壁掛けカレンダーは、年末年始のご挨拶や営業まわりに最適なカレンダーの一つです。月ごとの下段に横並びの日程表が付いているデザインなら、スケジュール管理にも活用できるでしょう。

土曜日を青で表示した見やすい3色刷りや、季節を感じられる星座の解説、月の満ち欠けがデザインされたものなど、種類の豊富さも壁掛けカレンダーの特徴となっています。

おすすめのおしゃれデザインカレンダー

ノベルティ カレンダー

多くの種類があるカレンダーの中でも、シンプルでおしゃれなデザインのもの、高級感のあるタイプ、特別感のあるものなど、少し趣向を凝らしたカレンダーも人気があります。

特に年末年始の時期にはいろんな場面で多くのカレンダーをもらう機会があり、いわばライバルが多い状況。その中で実際に使ってもらうためには、人の目を引くデザインである必要もあります。

次に、ありきたりのタイプではなく、例えばもらった方が驚くようなデザインのカレンダーにしたいという方におすすめのカレンダーをご紹介しましょう。

おしゃれ感なら「三面カレンダー」

三角カレンダーは、1枚のカレンダーを三角形に折ることでコンパクトに使える卓上カレンダーです。

表示させておきたい3ヶ月をクリップで留めるだけのシンプルなデザインや、数回折りたたむだけでのりとハサミを使わずに簡単に作れる、女性向けのかわいいデザインなどがあります。

三面カレンダーは、ミニサイズのデザインが多く、ちょっとした隙間にも収まるので、すっきり見せたい玄関やキッチンなどにも美しく置くことができるでしょう。

高級感なら「木製スタンド卓上カレンダー」

スタンドが木でできている木製スタンド卓上カレンダーもおすすめです。

エコな印象を与え、安全で安心して使ってもらえる木製のカレンダーは、紙製に比べ高級感があります。特にエコや環境に関連したイベントや企業では、温かな印象を与えることができる木製カレンダーが高い販促効果を発揮するでしょう。

そしてカレンダーは「毎年いくつももらうけれど、ほとんど使わずに捨てている」という方も多いのではないでしょうか。木製スタンドのカレンダーなら使い終わった後、写真立てやカード立てにも再利用できます。

今年こそ、使ってもらえる、また他社とは違うオリジナリティあるノベルティにしたい方におすすめです。

四季を感じる「二十四節気カレンダー」

日本の豊かな四季をより細やかに感じることができるのが二十四節気カレンダーです。「二十四節気」とは、太陽の動きを基準として一年を二十四の節に分けて、「冬至」や「立夏」などのように各節の特徴を表す呼び方をつけた暦のことをいいます。

人の心や体にも大きく影響を与える天気や気温、湿度、日照時間など、太陽から受ける気候の変化を暦として整理した二十四節気は、日本の豊かな四季をより繊細に伝えることができるものです。

節気を知ることで、日々の生活の中に新たな気づきが生まれたり、次の季節に備えたりするきっかけにもなるでしょう。

少しご年配の方にカレンダーをお渡しする際には、この二十四節気カレンダーが特におすすめです。

特別感のある「ペーパーキットカレンダー」

のりやハサミを使わずに、簡単に組み立てることができるのが、ペーパーキットカレンダーです。動物キットがセットされているものや、季節の花々がセットされているものなど、カレンダーとしてだけではなく、作って楽しいカレンダーの一つといえるでしょう。

「いつもとは違うカレンダーが欲しい」「生活感が出てしまうカレンダーは置きたくない」。そんな方におすすめできるおしゃれなデザインカレンダーです。

まとめ

ノベルティ カレンダー

この記事では、カレンダーのデザインを決定される方に向けて、デザインテンプレートの活用方法やメリット、制作において注意するべき点、おすすめのカレンダータイプについて解説しました。

オリジナルカレンダーのデザインを制作する方法としては、「一からデザインを依頼する」「既存のテンプレートを活用する」の2種類が主な方法となります。

もちろん、どちらの方法にもメリット、デメリットがあります。制作する側として、どちらが最適なのかを今回の記事を参考にして、選んでいただければ幸いです。

また、オリジナルカレンダーのデザインや仕様に関しては、依頼する業者のサイトを確認したり、実際に電話で相談してみたりすることもおすすめします。種類がとても多いオリジナルカレンダーだからこそ、入念に下調べをして、失敗しないデザイン選びをしましょう。