営業必見!保険相談者に喜ばれるノベルティは?保険別のおすすめを紹介

保険会社や代理店のマーケティングで効果的なのが、名入れノベルティの配布です。顧客が保険会社を選ぶときの基準は、入りたい保険が明確であったり、相談しやすかったりとさまざまですが、ノベルティが大きなポイントになる場合も少なくありません。

気の利いたオリジナルノベルティは契約を取るきっかけにもなります。とはいえ、ありきたりなノベルティでは喜ばれず、成約につなげることは難しいでしょう。

そこで今回は、保険相談者に喜ばれる新鮮なノベルティ作成について、保険の内容別に紹介します。

保険業界では商品券はNG!おすすめはノベルティ

ノベルティ

かつて、保険会社では無料でクライアントから保険の相談を受け、契約促進のために商品券をプレゼントするということが多く行われていました。

しかし、2017年に金融庁や保険の業界団体から商品券などのプレゼント自粛の要請があり、現在は行われていません。

これまであまりに高額の商品券がプレゼントされ、本来の保険目的ではなく商品券を目的に契約するクライアントが増えていたためです。

そのため、2017年以降は商品券のような換金のできるプレゼントはなくなり、換金性の低いノベルティが主流になっています。

保険相談者に贈るノベルティの金額上限は2,000円

「換金性の低いノベルティ」と決められても、何をノベルティにしたら良いかわからないですよね。

大手の無料保険相談サービスでは、2,000円以内のノベルティなら良いという方針を立てています。2,000円以内で選べるノベルティは豊富にあり、選び方次第で契約の確率も変わってきます。どのようなノベルティが喜ばれるのか、このあとから詳しくご紹介しましょう。

保険別!2,000円以内のおすすめノベルティ

ノベルティ

ここでは保険別に、2,000円以内でクライアントに喜ばれるノベルティを紹介します。

生命保険(死亡保険)

生命保険は、保険に入った人が亡くなった時に、配偶者や子ども、親が保険金を受け取れるため、20代から40代の新規の加入者が多い保険です。

結婚や子どもの誕生を機に生命保険の加入を考える人が多いのが特徴。家庭を持つ20代から40代に喜ばれるノベルティを選びましょう。

アウトドアグッズ

アウトドアグッズは家族でレジャーに出かけるときや子どもの運動会、スポーツ観戦などに活用できます。

小さく折りたたんで持ち運べるチェアやショルダータイプのサーモステンレスボトル、折りたたみクッション、保冷バッグなどはアウトドアに便利なアイテムです。保冷バッグは普段の買い物でも使えるので喜ばれるでしょう。

いくつかまとめてアウトドアセットにするのもおすすめです。

医療保険

医療保険は病気やけがで手術をしたり通院したりした際、本人が保険金を受け取れるため、新規加入の対象は20代から50代まで幅広いのが特徴です。

いざという時の備えとして家庭の世帯主が加入することが多く、20代から50代の働き盛りに向けたノベルティを選びましょう。

健康グッズ

働き盛りの世代は仕事で疲れている人も多く、健康グッズがぴったりです。セルフマッサージができる「ストレッチボール」や、座るだけで全身の筋肉を刺激できる「バランスボール」など、家庭で手軽に健康ケアができるグッズは仕事で忙しいクライアントに喜ばれるでしょう。

また、ゆっくり湯船に浸かって疲れをとる入浴剤のセットもおすすめです。男性なら各地の温泉をセットにしたものが嬉しいでしょう。女性には、香りが楽しめて肌への潤い効果もある入浴剤が喜ばれます。

介護保険

介護保険は、保険に入った人が介護を必要としたときに給付金が受け取れる保険です。50代〜60代の子育てを終えた人が、自分の将来のことを考えて加入するケースが多いと言われています。

自身の親を介護することで、自分の介護が心配になり加入しておこうという心理が働くと言えるでしょう。そこで、50代〜60代向けのノベルティをご紹介します。

旅行グッズ

50代〜60代は子育てから解放され、自分の趣味を楽しむ世代です。まだまだ元気で、旅行に出かける人も多いでしょう。旅行に役立つグッズを贈ると喜ばれます。

移動中にくつろげるネックピローやアイピロー、アクセサリー類を収納できるトラベルポーチなど、気の利いたノベルティとして印象がよくなるでしょう。

また、健康をより意識し始める世代でもあるため、万歩計や健康スリッパなどの健康グッズもおすすめです。

学資保険・子ども保険

学資保険・子ども保険は、どちらも子どもの成長を保障する保険です。学資保険は教育資金を貯める貯蓄性を備えたもので、子ども保険は子どもの医療保障を主な目的としており、子どもがケガをしたときや病気になった場合の費用が保障されます

これら保険の加入時期は子どもが0歳から10歳前後であり、子どもに向けたノベルティを考えるとよいでしょう。

子ども向けのノベルティ

子ども向けノベルティで喜ばれるものは、5歳ぐらいまでならパズルや積み木などのおもちゃです。木製でオリジナリティのあるノベルティならプレミアム感もあり、喜ばれるでしょう。

5歳以上の子どもは、動物などの可愛いキャラクターが描かれたグッズがおすすめです。可愛いデザインの文具やタオル、コップなど、日常使いできるものなら親からも重宝されるでしょう。

地震保険

地震保険は火災保険とセットで加入することが定められている保険です。火災保険では保障されない地震や噴火、津波などによる損害を補償します。加入を想定できる年代は幅広く、万が一の災害への備えを考えている人たちです。

ノベルティも、防災に関係するアイテムを選ぶと実用性があって喜ばれるでしょう。

防災グッズや非常食セット

近年、大型の台風や地震などの被害が相次いでいる日本では、防災グッズや非常食セットの需要が高まっています。一家に1つ以上、できれば一人一人が備えておきたいものです。

防災グッズは、ウォーターボトルにアルミブランケットやホイッスル、LEDライトなどが入ったコンパクトなセットから、エア枕やアイマスクなど生活に必要なものを一通り揃えた本格的なセットまで、幅広い種類があります。

水や調理が不要な非常食セットも付ければ、プレミアムなノベルティになるでしょう。

ノベルティを選ぶときに押さえたいポイント

ノベルティ

ノベルティを作るときは、押さえておきたいポイントがあります。

万人受けするのはお菓子

相談者の年代を絞れない場合は、万人受けするお菓子を選ぶとよいでしょう。有名ブランドのお菓子のパッケージだけ、オリジナルプリントできるサービスもあります。低いコストで喜ばれ、自社のイメージアップにも貢献してくれます。

社名やロゴ入りがおすすめ

ノベルティには会社名やロゴ、イメージキャラクターなどをプリントしましょう。相談の際には契約しなくても、ノベルティで社名などを目にするたび思い出し、契約を考えるきっかけになるかもしれません。

コストを抑えたい場合は実用品を選ぶ

ノベルティ制作の予算があまりない場合は、家庭や職場で使える実用品を選びましょう。

エコバッグや文具類、キッチン用品など、ある程度プレミアム感があり粗品に見えないものにすることがポイントです。

まとめ

ノベルティ

保険相談者に贈るノベルティは保険契約につながるきっかけになる可能性があります。相談者がいくつか相談した会社に差がなく迷ったとき、印象的なノベルティをもらったことが契約の決め手になるかもしれません。

ノベルティのアイテムを選ぶ際は自社のターゲットである加入者の世代と好みを見極め、喜ばれるノベルティを考えましょう。

どうしても迷うときは万人受けするものを、低予算なら実用品がおすすめです。できるだけ名入れを行い、宣伝効果を高めることも大切です。

気持ちよく保険契約をしてもらえるよう、喜ばれるノベルティを選びましょう。